ジャズヴォーカリストのための譜面販売

ジャズボーカル用の楽譜を販売しています。ジャズスタンダードに関する記事も書いています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ヴァースについて(2)

しばらく記事の更新が滞ってしまいました。 また少しずついろいろ書いていこうと思います。 ちょっと前にヴァースのことについて書いたことがありますが(前回記事) 今回はその続き。 共演者とタイミングを合わせてちゃんとアンサンブルを成立させるにはい…

掲載曲増えました。

スタンダード楽譜、新規でまた増えましたので、 ぜひご確認ください。あと、この情勢下でちょっとだけ新しいこともやってます。

The man I love

もともとは1927年のミュージカル「Lady be good」のための曲だったということですが、あまりミュージカルにイメージが合わなかったとかで すぐに使われなくなったそうです。 でもそのあとでミュージカルとは関係なく 多くのジャズミュージシャンに歌われ…

How long has this been going on

インストのセッションで好まれる曲と ボーカリストによく取り上げられる曲は かなり違っている、というようなことを以前書きました。 まあ一般的に言って、インストで好まれる曲、というのは、 アドリブのしやすさ、もしくは、やってて面白いコード進行、 み…

I thought about you

この曲は個人的に大好きなのですが、 僕が最初にこの曲を聴いたのが誰の演奏だったのか、 はっきり思い出せません。 メロディがすごく印象的なバラード、という記憶だけ残っているのですが。 マイルスのMy Funny Valentineに入ってるやつだった気がして 久し…

It's only a paper moon

この歌はジャズヴォーカルを歌う方にはかなり人気があるほうじゃないでしょうか。 屈託のない、聴いててなんとなくハッピーな気分になれる曲です。 ペーパームーンというのが、最初なんのことかよくわからなかったのですが、 ネットで調べるとすぐに出てきま…

いつか聴いた歌

このあいだ、たまに行く古書店「善行堂」さんで、 店主さんにすすめられて買ったのが、 去年惜しくも亡くなった和田誠さんのジャズのエッセイ 「いつか聴いた歌」。 ジャズのスタンダードに関するエッセイで、 歌詞の内容や、曲にまつわる裏話などが 軽妙な…

Spring can really hang you up the most

Spring can really hang you up the most この曲、けっこう好きな人多いようです。 ネット上でも、対訳を書かれているブログ、たくさん見かけます。 季節は春ですごく華やいでるのに、私だけ恋にやぶれて最悪、、 みたいな歌ですね。しかも、けっこうねちね…

East of the sun(west of the moon)

ジャズスタンダード、East of the sun(west of the moon)は ボーカリストにもインストのプレイヤーにもわりと好まれる曲のようです。 自分からはそれほど演奏しないが、 共演者にやりましょうと言われることはしばしばあります。 太陽の東、月の西の場所に…

Detour Ahead

Detour Ahead。 ビルエバンスの演奏で有名な曲です。 もちろんボーカルでもいろんな方が歌っています。 この曲の歌詞は、恋を実際の道に例えているようですが、 なかなか意味がわかりにくく、いろいろ調べてみました。 タイトルDetour Aheadは本来の意味は「…

We are the world

この間、たまたまyoutubeを見ていたら、なぜか関連動画でWe are the worldのメイキングビデオ(有名なやつですね)を見つけて、久しぶりに見たら、なぜか訳もなく泣けてきてしまいました。 確か私が高校1年か2年だったと思いますが、地理の先生が「今日の…