ジャズヴォーカリストのための譜面販売

ジャズボーカル用の楽譜を販売しています。ジャズスタンダードに関する記事も書いています。

Spring can really hang you up the most

Spring can really hang you up the most

この曲、けっこう好きな人多いようです。

ネット上でも、対訳を書かれているブログ、たくさん見かけます。

季節は春ですごく華やいでるのに、私だけ恋にやぶれて最悪、、

みたいな歌ですね。しかも、けっこうねちねちと「ああいやだいやだ」

と言い続けています。最後の最後まで。

メロディがすごく素敵なので、あんまりこういう歌詞を連想させませんが。

エラ、サラ、カーメン等、大御所のみなさんもこぞって歌っています。

ややクラシックっぽく歌いあげているバージョンもいくつか耳にしますが、

でも、歌詞の内容からいうと、けして成熟した女性の歌ではないですよね。

ああ、もうなんで私だけ、、あーだこーだ、ぐちぐちぐち、、みたいなことは

大人の女性はしないはず。

という観点からみると、一般的には変化球と見なされている、

リッキーリージョーンズのバージョンなんか、

曲の雰囲気には逆に一番合ってるのではないか、

という気もします。

ちょっとすねちゃってる感じがかわいらしく見える、

というかなんというか、、

まあかなりおじさん目線かもしれませんが。

 

それと、どうでもいいですが、この曲、日本語のタイトルを決めて定番化させませんか(て誰に言ってるのか、、)。だってこういう長いタイトルの曲、人とやりとりするの、おっくうですよね。

私の周囲の状況を思い出してみても、大体みんな「スプリングキャン、、」

とか、「スプリングキャンリアリー、、みたいなやつ」てかんじで省略してます。

単純に「春はうんざり」でいかがでしょうか。

そういえば昔、中島みゆきが作って柏原芳恵が歌った「春なのに」という曲もありました。けっこう好きでした。

 

(この曲の楽譜も販売しています。B♭とA♭。ご希望があれば他でもOK)

 

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